◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ | 『ペン回しと言われてピンとこない』なんてことはないと思います。 授業中に見たことがあると思います。ペンを指でクルクル回している光景。 あれがペン回しなのです。 ペン回しは、現在では世界的に発展し技の名前もついています。 技の種類は100種類以上と言われています。 ペン回しにおける定義は現在でも議論され目覚しい進歩を遂げています。 ペン回しは日本だけのものではなく世界でも盛んに行われています。 当サイトではペン回しの技やペンについて紹介しています。 皆様のペン回しの技術的な向上に協力できたら幸いです。 ペン回し、ペンにおける用語 当サイトでは、ペン回しやペンにおける用語を使用していますが、 当サイトでは用語の解説はしない予定です。 用語解説をしているサイトも多いので探してみてください。 探してもわからない場合は掲示板や、メールで質問していただければ、管理人のわかる範囲でお答えいたします。 何故ペンが回るのか 特に疑問に思う人はいないと思いますが管理人のわかる範囲で解説をします。 普通にペンを持っているとき、当然ペンは静止しています。 これはペンに働く力がつりあっているからです。つまり回っているときは力がつりあっていないのです。 結論から言いますとペンは偶力で回っています。 偶力を連想するにあたって想像してほしいのはテコです。 テコのように支点や作用点がペンを回しているときにも存在しています。 ノーマルを例にとってみます。 説明の便宜上の理由により、ペンは太さが同じ重さのある一様な棒とし空気抵抗、摩擦は無視できるものとします。 また、中指が当たっているところを重心からの距離x、親指の当たっているところを重心からの距離Xとします。また、キャッチの際に人差し指のあたるところを重心からの距離X'とします。 ただし、x、X、X'はともに重心から上方への距離です。 回る直前、中指は反時計回りに力fでペンを押します。また、親指も反時計回りに力Fで押しています。 この時、ペンに働くモーメントはfx+FXとなります。 モーメントは回転のもとになるものだと思ってください。 しかし、2つのモーメントは共に反時計回りで時計回りのモーメントはありません。 なのでペンは反時計回りに回ります。このとき、回転の中心に親指があるためにペンは親指の周りを回ります。1周したところで人差し指がストッパーとなり時計回りに力F'でペンを押します。 キャッチの寸前では、時計回りにモーメントF'X'が働きます。 左辺を反時計回り、右辺を時計回りとするとモーメントのつりあいの式は fx+FX=F'X'となります。 よって、キャッチの際にはモーメントがつりあうためにペンは回転を止めて静止します。 つまり、中指と親指が作用点で重心が支点となります。 このようにしてペンはテコのように力を受けて回転しています。このことを踏まえて技ができないときには中心や、重心、指の位置などを気にしてみてください。思わぬ突破口が開けるかもしれません。 ペンが回る理由については管理人の持論なので間違いがあるかもしれません。反対意見や修正意見などがあればメール、もしくわ掲示板にお願いします。 |